ゾロ キャスト感想①

ディエゴ/ゾロ:坂本昌行
天真爛漫・自由奔放超ラテン男・ディエゴ。
とにかく大変な役だったろうなあと。
素のディエゴだったり、道化のディエゴだったり、ゾロだったり、ゾロの姿でディエゴだったり、と頭の中できちんと整理して冷静に進めていかないといけないという、やってる方はなんとも厄介極まりないキャラだったろうなあと見ていてしみじみ思いました(笑)そこにフェンシング。マントは重いし、サーベルもあれだけ合わさった時に音がするとなると、そこそこ重みのある剣だったと思うので、ほんっっと頭も体も大変だったんじゃないかと思います。歌は今までは「よく伸びて柔軟な声」というイメージ(これはもちろん自分的印象)から、それプラス「強さ」と「張り」が出たなあと。公演途中ちょっと手に汗にぎる時もあったけど、初見なら気づかない程度だったと思うし、感情がよく乗っていて、ほんと聴き心地のよい声でした。やーもー、ブラボー。素敵でした。

ブログ等で感想を探してみると、結構「初めて見た」という方が多くて、ネクジェネで長野くんの『りんご』の話をしている時でも「自分を知らない人に見てもらえるってのがいいよね」と話されてたの考えると、坂本くん的には本当に意義のある経験になったんだろうなあと。

結果が出るのは2、3年後ってとこでしょうか。
これからどんな舞台が用意されているのか本当に楽しみ。

こんなに激しい内容でのロングラン公演をシングルキャストで大きい崩れもなく完走されて、本当にお疲れ様でした。


ルイサ:大塚ちひろ
ラモン閣下の「なんて美しい。なんて気の強い!」という台詞のとおりのルイサ嬢。
お話だけを見ると、あっさりディエゴからゾロに乗り換えたようにみえるけど(いやでもルイサ側から見たら、ディエゴもルイサが絶望するくらいのことしてるんだけど)、最後のウェディングドレスを着せられるとこのナンバーで「でもどこか覚えがあったの」って歌ってるのを鑑みると、心の核の部分でやっぱりディエゴを強く想っていることが分かるあたり切なかったです。ちひろ嬢、なにが凄いってノドの強さ。あれだけ叫んで86公演保つってホント強いノドされてるなあと。(しかもかなりの飲兵衛さんでもある(笑))結構しっかり泣きながら歌ってもきちんと歌詞が聞き取れて毎回感心しきりでした。

余談。
客席登場の際、二度ほどがっつりとロックオンされたんですが、んまー美人。激可愛い。それ以来一緒に見た友人との間で『姫』と呼ばせてもらってます(笑)1回目、目が合った時思わず「きれい…」と呟いてしまったらにっこり微笑まれてしまって、心臓バクバクしたんですよね。トキメクわー、あれは(バカん)


ラモン:石井一孝
イネスの「無二の親友に嫉妬したまま大きくなった子供」という台詞とおり、外面は独裁者なんだけど、内面は子供のままなのラモン。ディエゴが貰ったと言われた“優等生”のメダルにこだわったりするあたりが子供のままっていう片鱗が見えたりします。イネスの「親友」という言葉に最初は「いや最初から嫉妬してひねくれてるじゃん」と思っていたけど、何回か見るうちにディエゴとの一騎打ちの最期、子供時代のディエゴとラモンの笑い声がオーバーラップしてることに気付いて、OPはルイサと遊びに行っちゃうけど、実は本当に仲良し兄弟で遊んでいたんじゃなかろうかと。その事をディエゴは大事に覚えてるから(ルイサとの洞窟はちょっと忘れてたりするのにねえ)最後の最後までラモンを信じ続ける事ができたのではないかと勝手に解釈。そう思うと、ほんとに最後切ないです。

石井さんは、ほんっっっと良い声で。
OPの客席登場の時、後ろからどんどん声が迫ってくる人がいて『誰!!?』って振り返ったら、まだ距離のある石井さんでした(笑)今回は『ラモンの子守唄』だけで本当に少しだけでしたので、次回の機会にはがっつり歌うナンバーがある舞台でお会いできたらよいなあと思ってます。


イネス:島田歌穂/池田有希子(Wキャスト)
島田イネスは“ジプシークイーン”の名の通り、ジプシー団の女リーダーでカリスマ性バッチリ。池田イネスは島田さん程の強さは無いにしても、情に厚くて真っ直ぐなジプシーの女って感じで、どちらも大好きでした。島田イネスのラモンに惑わすとこは何度観てもゾクゾクしましたねえ。もう“魔女”の域。池田イネスは対ディエゴ、対ガルシアの場面がとてもイイ雰囲気で好きでした。
イネスの一番印象的な場面はやっぱり「Si!閣下」としか言えないガルシアを魂をこめて叱咤する場面。何度見ても泣けました。『ジョビジョバ』の高揚した空気が一転怒りに変わり、さらに切なさに堕ちる感じがこの舞台イチ好きでした。


ガルシア:芋洗坂係長/我善導(Wキャスト)
こちらのWキャストもどちらも本当に良かった。愛されキャラというか、舞台に居てくれると緊張から解いてくれるというか。ゴンザレスとのやりとりも二人とも毎回色々考えてきてくれて、後半はゴンザレスだけじゃなくて、兵隊チームとも色々考えてくれてて毎回楽しかったなあ。
我ガルシアは年が若いからか、よくイジられてましたねー(笑)
OPで上條さんが物語りを語りだすところで他のジプシー達はボディタップ(って言っていいのかな)をしながら聞いているんですが(この時のディエゴとちょっとナルってるラモンの小芝居好きだったなー)、そこでパンを食べてパンパンな我くんの頬を川口さんがペチペチッって叩いたり(キケン)、ディエゴがガルシアに女の口説き方を教える場面での構われ方が芋さんより大きかったり(髪をくりくりされてるのが可愛かったなあ)。イネスのところで書いたけど、イネスがガルシアを叱咤する場面は我ガルシアの方が可哀想さが強かったように感じてました。やっぱり歳の差かな(苦笑)
芋ガルシアはうだつの上がらない中間管理職の軍曹。芋さんのガルシアの時は『もう一杯!』とカーテンコールのマリアさんとのフラメンコ(もどき)がほんと楽しみでした。そうそう、大阪大楽は本当に楽しくて。ゴンザレスとの場面、まさかの大技(ブレーンバスターだっけ?)は大爆笑でした。いや、凄かった(笑)あとカーテンコールのメインキャストご挨拶でカズさんがうっかり騙されるくらいの泣きまねされたのも大笑い。まあ、私もうっかり貰い泣きするとこでしたけども。肉離れの件知ってたし。実際すごく大変だったと思います。本当にお疲れ様でした。

あと。
芋さんに関しては、やはり名古屋での緊急チャリティライブは忘れられません。芋さんだけじゃなく、子役ちゃん含めゾロのキャストさんたちも舞台にあがってない時でもめいっぱいサイドから声かけたりして盛り上げてくれて、本当に暖かいライブでした。あれからずっと芋さんはチャリティ活動を続けてらっしゃって。またどこかで参加できたらなあと願ってます。


ああ、Wガルシアのコントは微笑ましかったな!

「「ちゃらっちゃらちゃっちゃ、もう一杯!」」

また見たいー(笑)




続きます。
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