その夜の侍

昨日はスカパー無料放送日でなぜかチェッカーズの「FAINAL」TOURが
放送されてまして。

しかも前半だけ。

高校生で、とても遠征なんて行かせてもらえるわけ無くて
名古屋公演を全力で参加してました。

いや泣いた。
泣いて、泣いて、終わってしばらく立てなかったなあ。


やーーー、青春。


でも、あんな悲しいのは二度とイヤ



さて。



「その夜の侍」を見てきました

なんかまあ、赤堀さんテイスト満載の世界で、映像と舞台が粗いとこもあるけど
なんだかうまいこと融合した作品になってました。

まるで火山噴火のようなお話で。
前半の表面は静か(平凡)に見えるんだけど
ちょこっちょこっと噴出すかのように見せる異常性から、
8月10日の土砂降りの対決シーンを挟んで、
その後の「静音」の空気がまるで違って
面白かったです。

土砂降りの中、健一と木島が包丁一本での対決シーン。
まるで昔の無骨な時代劇みたいな映像で見事だなあと感心。
いったいどっちが健一で、どっちが木島か分からなくなるくらい
雨と、泥と、闇の中、二人とも全力で転げまわるんですが
それまでジリジリ、キリキリ、ピリピリしてたものが
一気に噴き出して、ある意味やっとここで息がつけたような
感覚になった気がしてよかったです。

最後。
健一とプリンがね。
留守録消すことができて、プリンも、頭→おでこ→顔とちょっとずつ口に
近づいてきても、食べずに済んだってところで、
なんか5年前に止まってしまった健一の時間が動き出した感じがして
なんとなくホっとさせられました。


昔、赤堀さん作の「殺人者」見た時も思ったけど
本当に理解するのは難しい話だけど、「殺人者」ほど困惑することはなかったし
ある意味今回は最後、前向きで終わってくれたので
思いのほかさっぱりした気分で席を立つことができました。

いや良かった。

役者さんも力量のある方ばっかりでしたね。
何気に贅沢な作品だったなあ。
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