二郎は鮨の夢を見る

『二郎は鮨の夢を見る』を見てきました

銀座のビジネスビルの地下にあるカウンターとテーブル合わせて
10席しかない鮨屋さんなんですが、そんな小さなお店が
ミシュラン3ツ星を6年連続で取ってるという驚異。
まあ、ミシュラン云々とかいう偉そうなことは今回どうでも良くて、
もっとシンプルにこのお店の出す鮨に大感動したアメリカ人の監督が
撮ったというのが、この作品。なのでアメリカ作品なんです。
そこがこの作品に興味を惹かれたところでした。

初代のご主人である二郎さんがまだまだご健在の中、
跡を継ぐご長男、外に出た二男さん、修行中の二番手、三番手、
受け継がれるもの、受け継げないだろうもの、誇りや、自信、腕、情、など
たった80分の中にしっかり凝縮されていてとても面白かったです。

お米屋さんとのお話も印象的。
某ハイクラスホテルに『次郎』と同じ米を入れて欲しいと
言われたけど、「そら無理だ」と一蹴りしたとのこと。
鮨って「米(酢飯)」と「ネタ(鮮魚)」でできているもの
なんだけど、どちらも逸品でも、それをただ合してもダメで、
それをさらに美味しくさせる腕を持ってないとダメって話。
米屋の主人が二郎さんの事を「旦那」って呼ぶのも良かった。

ストイックだけど、だからといって周りに偉ぶらないし、
無用に遜ったりしない。

(よく歴史あるお店の主人がメディアに出て答えるとき
当然のようにタメ口という姿勢は私はキライ)

美味しくても、その先にお客になるだろう人が見てるという事が
わかってない感じがイヤ)


そういう姿勢も素敵でした。


“職人”って憧れなんですよ。
今の自分では絶対なれない、あの緻密さとストイックさ、探究心と真摯さ。
究極の完璧主義だけど孤立ぜず、きちんと自分の周りも見えてる冷静さ。
1年前から予約を入れていたお客さんの席を端から座ってもらえば収まり良いところを
それじゃ申し訳無いって思って、なんとか良い席で食べてもらおうと
お店中(といっても跡継ぎ長男さんだけど)で悩んでる姿とかこのご主人の
人柄が溢れていてとっても良かったです。

こちらのお店、おしながきは「おまかせ20貫コース」のみで
お代3万円から。
お酒もつまみも無しなので、人によっては15分で食べ切ってしまう
こともあるそうで。

15分で3万円。

価値観はそれぞれだけど、人生変える一食なら
ちょっと興味がある…。



長野くんは行ってそうだなあ(笑)



そうそう。
最初に書いたけど、このお寿司屋さんがあるのは
ビジネスビルのB1.。
でもここ、普通のB1とは違うと思う。
地下降りて行ったとこの看板に【野田岩】の看板。
フツーの地下食ではないぞ、ここ(笑)



最近映画づいていて、割と見たいものが目白押し。
とりあえず絶対見ておきたいものはあと二つ。
『ゼロ・ダーク・サーティ』と『メモリーズコーナー』。
『メモリーズコーナー』は阪神淡路大震災から15年経った日本を舞台にした
ヒューマンドラマをフランス人監督が撮るというフランス映画。
海外の方からはどう見えているのかなあ。
同時期からシネマ歌舞伎も始まるし、スケジュール気を付けてないと
スポンサーサイト

Comment

Comment Form
公開設定

プロフィール

すず

Author:すず
藤井フミヤさんとV6をビタミンにして日々楽しくすごしています。

最近の記事
最近のコメント
リンク
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

プルダウンリスト
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
FC2カウンター
ピヨる