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ヒメアノ~ル

「ヒメアノ~ル」見てきました



“R-15+”が付いて、どんだけエグい内容なんだろうと
公開直前になって見るのを躊躇してしまったんですが
結果見て良かったです。私は。

99分という昨今では短めの映画で、ちゃんと内容が伝わってくる
ってかなり秀作なんじゃないかと。
脚本と監督と技術屋さんと役者さんの力があるからなんだと思う。
メインの“森田”がそう喋るわけではないから
画だけで不気味さとか恐怖とか悲哀とかを伝えないといけないって
結構大変な事だと思うんだけど、そこんとこ森田剛凄かった。
この人出てきたとたん空気がピリつくんですよね。
特にタイトル入る時に出てきた時のピリっと感に平凡な日常が
破られる感じが伝わってきてゾっとしたなあ。

「突っ立って、見てるだけ」、を自分は見てるだけなのに
お腹の中に不安が充満していくんですよ。
話題のカットバックシーンも凄かったけど、一番キたのは
車大破した時の森田と岡田の顔。
お芝居だってのになんって表情出してくるんだと。
ほんと最終コーナーまで気持ちとか感情とか全く無い森田が
最後の最後で感情が突き出されてこの映画を見てる意味が
突きつけられる感じがしました。
最初から最後まで強烈な印象で頭に残ってるので、二度目行かなくても
いいと思ってるんだけど、あの顔はもう一度見たいって
ふと思っちゃうんだなあ。怖い。


森田さんも、濱田くんも、ムロさんも期待通り、期待以上の安定感で
良かったですが
(ムロさんは反則気味だったけども)
(キモくて、面白くて、イイ人だった…)

佐津川さんは本当に頑張ったなと!
男の夢を一身に背負った感じのヒロインでねえ。
監督の趣味丸出しって感じで!
何かのインタビューで佐津川さんが「映画を見ている人には森田が何を
やってきているか見てきているので『来たぞ来たぞ』感があるんだけど、
ユカちゃん自体はまだ森田に何かやられた事はないので」みたいな
事を話してて、それがあのシーンを見た時の自分とユカちゃんの
違和感というか温度差だったんだなって気付かされて
今更ながらゾクゾクさせられてます。
そういうとこ分かって演技している佐津川さん賢い人だなあと。
そして濱田くんの言っていた「(僕の役は)個性的な人に次々会って
振り回されていくドキュメンタリーでした(笑)」という意味も
後から効いてきて、そういう視点で見るのも面白いなと。
そうなんですよねえ。ほぼ順撮りだったらしいから最初安藤さん、
次ユカちゃん、で最後森田、ってどんどん振り幅大きく振り回されるんですよね。
いやあ、濱田くんも賢い(笑)

恐ろしく陰惨だし、絶対起こって欲しくないし、起こしてはいけないことだけど
起こりうることなんだなとドスンと腹に来た映画でした。
いやー引きずる。
こういう気持ち「No Man's Land」以来だな。

15禁に関しては、そんな感じです。
18では無い。
16禁とか17禁が無いんだから、15禁。
そんな感じで。
まあ色々知識として知ってるならいいんだろうけど
全く知らないならトラウマになるんじゃないかな。
トラウマにならなくても、ひどい引きずり方をする気がすると思うので
のめり込み型の方は見ると辛いかも。


すごい作品です。
キャスト、監督、スタッフ様、本当にお疲れ様でした。



にしても「オペラ座の怪人」のファントムも「ヒメアノ~ル」の森田も
陰惨な過去の経験が作り出した怪物のお話で。
できればオペラ座を後に見たかった…。

光…。希望が欲しい…。



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藤井フミヤさんとV6をビタミンにして日々楽しくすごしています。

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