20年に一度行われる大祭『伊勢神宮 式年遷宮』の奉賛コンサートとして
奈良県橿原神宮で行われたフミヤのコンサートに行ってきました。
初代天皇の神武天皇が祀られているこの神宮。正直このライブがあるまでは
全然知らなかったんですが、本当に荘厳で厳粛な立派な神社でした。
第六十二回神宮式年遷宮奉賛コンサート
藤井フミヤin橿原神宮
2007.8.25
奈良県 橿原神宮
ライブ会場となったのは内拝殿。普通一般の参拝はお賽銭箱の置いてある外拝殿までの入場なんですが、今回はその内側まで入れていただけることに。神様の領域に一歩近づけさせていただいた感じがして、気持ち良かったです。
ステージはこじんまりしてましたが、客席がびろーーーーんと横長で、ほっとんどフミヤは見えなかったのが正直なところ。3列目だったのにねぇ…。DVD出るのは知ってるので、それに任せて、神宮ライブならではのあの特別な空気感を堪能させていただきました。それはそれで気持ち良かったです。私より横の人はもっと見えなかったんだろうなぁ。ステージング、もうちょっと考えて欲しかったです。
セットリストはフミヤが言っていたとおり「品の無い曲も多々あるんですが、ばっさり切り捨てて」のラブ&ピースに溢れたポジティブソングばかりでした。『ALL THIS LOVE』なんてどれくらい聴いてなかったろう!アレンジもかっこよくなってて、これがRAWGUNSの職人技だなあと感慨ひとしお。色々アクシデントがあった時生まれた曲なので、ちょっと涙が出そうでした。『木漏れ日の風に吹かれて』とかどうしてもクロベエのことが頭をよぎるから泣けてくるし。なかなか通常のライブだと組込みづらいだろう大好きな『波動』や『Little Sky』も聴けるし、大満足のセットリストでした。ただし、ちょっと歌詞スキップしすぎだよ、フジイさん…。2日目、もうちょっとカンペキだと良いんですが(汗)DVD楽しみにしてます(苦笑)
グッズは久々に普通に買えました。
パンフレットとにおい袋とかんざし。
パンフレットがね~、めちゃかっこ良い。
そしてなにより、ご記帳の字の綺麗さ!!!
お習字習ったんですよね。ね?ね?
本格的に綺麗。
表紙裏の言葉の下の記名もそういう字になっていて感動。
私も見習わないと。字きったないんだよなあ。
6割フミヤは見えなかったり、アンコールが諸事情で見れなかったりしたけど、それでも神殿と夜空と風と松明と300もの灯篭の中でフミヤの生歌っていうのは超贅沢なひとときで。二礼二拍手一礼から始まったこのライブ。「歌手冥利につきる」とフミヤが言ってましたが、こちらこそ「ファン冥利」につきる思い出深いライブとなりました。
平成25年の式年遷宮まで年イチでどこかの神社で行われる予定のこの神宮ツアー、来年も行ける場所で行われるといいなあ。
さてこれで今年夏ライブは全て終了。
後半戦も楽しむぞー!!!
『楽しむ』と書いたものの、武道館CDLが来年10回目をもってファイナルをむかえるようで。FFにとって、チェファンにとって“武道館”とは大事で大切な場所で。年間何十本という会場でライブがあるけれど、あのタマネギの下で、日の丸の旗の下で0:00にフミヤの『君が代』が聴けなくなるなんて。
『始まりがあれば、絶対に終わりがある』
は最近フミヤが良くいう言葉だけど、すぐには「10年ひと区切り」とは言えない気分。
寂しいなぁ。
スポンサーサイト