ALL SHOOK UP

家の手伝いほおり投げて、年の瀬に行ってきました
坂本くんあちこちで言ってたとおりのラブコメディ。
Vの舞台は『殺人者』『NO MAN’S LAND』とヘビィなものが
続いていただけに、こういうストレートに明るい舞台が
最後にきてくれてよかったです。
見ていて本当にハッピーな気分がずっと続くお話でした



ものすごーく大した事無い感想ですが、「読んでやっていいよ~ん」って
優しい方いらっしゃいましたらこっそり覗いてやってください(笑)





ALL SHOOK UP


2007.12.29、30
大阪シアターBRAVA!


あらすじは単純明快にボーイミーツガールストーリー。
1955年代のとある閉鎖的なアメリカの田舎町。少女ナタリー(花影アリス)は、修理工場の一人娘として育ち平凡な日々を過ごしている。彼女は、いつの日か自分をこの町から連れ出してくれる素敵な人がバイクに乗って現れることを夢見ていた。
ある日、革ジャンにギターを持ったチャド(坂本昌行)がバイクに乗ってやってくる。彼はバイクの調子が悪く、ナタリーの住む町に寄ったのだが、ナタリーはひと目ぼれする。ところが、チャドが気に入ったのは、移動美術館で働く大人の雰囲気を持った女性サンドラ(湖月わたる)だった。更にナタリーの父ジムも彼女にひと目ぼれしてしまう。
チャドに近づきたいナタリーは男装して、エドと名乗り、チャドが自分をどう思っているか試してみるが、どうも反応がよくない。そこであの手この手でいかにナタリーが良いか吹き込むことに。そんなエドをよりにもよってサンドラが恋してしまう。
そんな中、チャドはギターでロックを奏で、閉鎖的だった町の雰囲気が変わってくる。しかし、ロックを禁じている堅物の女性市長マチルダは「町の風紀を乱す」とチャドを目の敵にする。
次第に町の人気者になるチャド、なんとか振り向いてもらいたいナタリー。ナタリーの男装姿に恋してしまうサンドラ、そして、ナタリーが好きな青年デニス… 果たして、あちらこちらで芽生えた恋とチャドの運命は!?



ま、そんな感じで(笑)
これをエルヴィス・プレスリーの名曲に合わせて展開していくんですが、まーほんとチャド来て以来、そこらじゅうでぽんぽこ恋の花が咲きます。
それが皆、最初見事に片思いでしてねぇ(マチルダの息子ディーンとシルビアの娘ロレインは両思いだけど親や肌の色の障害あり)。

ナタリー→チャド
チャド→サンドラ
ジム→サンドラ
デニス→ナタリー
シルビア→ジム

主要なとこだけでこんな感じでしょうか。
これが最後

チャド・ナタリー
デニス・サンドラ
ジム・シルビア
ディーン・ロレイン
マチルダ・アール保安官(ここは相当驚いた)

と、きちんと両想いでまとまっちゃうんだからスゴイ(笑)
いいんですー。ご都合主義で(笑)
超ハッピーなんだからv


千秋楽はとにかくハプニング続出でしたねえ(笑)
故意におこしたモノ(アドリブ)もあれば、本気のハプニングもあり。
やってる役者さんにしては冷や汗モンなんでしょうけど、見てるこちらは大笑いでした。


まずはオープニング。
『監獄ロック』で始まるんですが、前奏で曲が一旦ストップ。
どうも幕が上がりきる前に前奏始めちゃったらしくて仕切りなおしになったようで。大楽でこんなこと起こるって、やっぱり舞台は生き物だなあって、しみじみ。面白いもんです。

お次は、靴屋のドア外れる(大笑)
これは笑った!
サンドラに一目ぼれしたジムがチャドに女性の口説き方を請うと、「俺みたいにしな」とまずは流れ者のアイテム“ブルー・スエード・シューズ”を買いに靴屋さんに入ってくるはずが、なかなか入ってこない。変な間が空いてるなあと思いきや、なんか不恰好にチャドが入ってきて、その後ジムが続いて入ってきたと思ったら、扉ごと抱えて立ち尽くしていて!しかも尾藤さんの表情も『ええ~(大焦)』で情けない顔しるんですよ。もう会場大笑い。自分も壊した片棒担いでるのにチャドってば「壊すなよ、おやっさん」って笑ってて。とりあえず話は進めないといけないので、なんとか立て掛けるるもどうもナナメなんですよ。その後チャド・ジム各々ペアでダンスする場面なんですが、その後ろで、いつその扉がゆらぁ~って傾いていくか気になって仕方なかったです(笑)
ジムとペアで踊るおばあちゃまが本当は扉から入ってくるんだけど、壁(って設定のはず)から入って来ちゃって、それもおかしかったなあ。

続いて、サンドラVSチャドの追いかけっこ。
チャドがサンドラに猛烈アタックでベッタリ近づこうとするものの、猛ダッシュで逃げるサンドラ、追いまくるチャドってシーンを千秋楽ついにチャド、サンドラを追い抜く(大笑)絶対やると思ってた~。前日も相当アヤシかったですからねえ。またいいタイミングで抜くんですよ。すごく短い距離なのに、きっちり残り1/3くらいのところで。会場おおウケでしたね。

さらにサンドラ、脳天から本でチャドを叩く。
上のおっかけっこに繋がるんだっけ?別シーンだっけ?しまった忘れたー。
話題のファンにはたまらない『LOVE ME TENDER』のお時間ですよ。
サンドラがチャドを無視して読んでる本を掻っ攫って胸に抱き、超本気で『LOVE ME TENDER』を歌って、オトそうとするんですが、結局サンドラには効かず、するっと本を取り返されていつもはチャドの頭の横をスパーン!とひっぱたくんですが、千秋楽は違った。サンドラさん、両手でしっかり本を持ち、真上からバコォ…ッ!と振り下ろしました(大笑)その後サンドラはさっさと退場。するとすぐチャドは「この歌でオチなかった女はいないのに」ってセリフが出てくるんだけど、この時はしばらくボーゼンと立ち尽くしてましたねえ。それがほんっと頭の悪い子みたいで、おかしくて。湖月さんのアドリブ力ってスゴイ。もうね、ステキなクラッシャーでした。

そして、マチルダ市長の車を追いかけるチャド(たち)。
チャドが現れたせいで町の風紀が浮かれあがってるのを躍起になって正したいマチルダ市長。初顔合わせのシーンで、まあ小競り合いをして、その後アール保安官の運転する車に乗って退場するんですが、その車が当然遅い!牛歩もいいとこ。チャドの半歩しか進まない程度ではけるから、チャドやデニスがその車に至近距離までにじり寄ってイヤガラセをするんです。29日ソワレで「アール、遅いわよ!ガソリン代高いからってケチってんじゃないでしょうね!!?」って怒鳴って、会場大ウケ。そのセリフは、“現代”ですよ(笑)千秋楽も同じセリフを使ったんですが、リピーターが多かったんですかねえ。前日ほどの笑いは起きず。でもその後に前回同様車ににじり寄ってくるチャドやデニスに「そんなんなら押してちょうだいっっ!!」って付け加えてて、そこでもうひと波笑いが起きてました。前日は「触んないでぇえええ!!」だったような…。どうだっけな…。ああ、記憶がかすれてる…(汗)


大きいアドリブ・ハプニングはこの5つ。
いやあ、笑わせてもらいました



カーテンコールがまた素敵で。
各々のココ一番のナンバーに合わせて出てくるんですけど、たーのしかった~~っっ
ただ、2階A列で見た時は、もう床が揺れて怖いのなんのって。下が空洞だから仕方ないんですけど、常に震度1~2の揺れを観測してるような感じで。なのでその揺れに気付かないように、それ以上にリズムに乗って揺れてみました(笑)チャドの「C'mon Everybody」、ほんっと一緒に踊れたらもっともっと楽しめただろうになあ。今でも思い出すだけでウキャーって叫びだくなる感じします。アブナイ人になるから気をつけるけど(汗)キャスト全員すんごい楽しそうなんだもん~。それがまた羨ましかったです(笑)

カーテンコールでは両サイドから男性陣がエレキ持って出てくるんですけど、やっぱりこういうのは尾藤さんが一番サマになってるなあと。あとここで踊る青山明さん見て、感動。踊る青山さんが見れる日がくるなんて思わなかったです。感無量。ツイストだったけど(笑)

千秋楽、やはり拍手が鳴り止まず、幾度となくカーテンが上がったんですが、最後上がった瞬間、会場大爆笑。

キャストが三つ指ついて正座してた!!!

そして「お客様は神様です」と言わんばかりに頭を下げてらっしゃっいました(大笑)アンサンブルさんのブログで知ったんですけど、伊東マチルダさん発信だったそうです。いいなあ。楽しい人だ、伊東さんてば。

そうそう、このカーテンコール、最後はカーテン前にぴょこっとチャドが現れて、一言言ってお開きになる感じだったんですが、毎回面白かったです。チャド、投げっぱなんだもん。

29日マチネ
チャド「外、雨降ってるよ!」
会場「えええええ~~っ」(天気予報では本当に悪天の予定だったので)
チャド「うっそでーす!」

29日ソワレ
チャド「バイバーイッ」

30日千秋楽
チャド「よいお年を!」

でした(笑)
実は29日マチネ、会場を出ると雨でした
空は晴れてるんだけど(てか薄曇程度)きっちりとした雨粒がねえ…。
出入り口に居る人の多くが「うそだ」「うそつき」「うそやん」と空に向かってつぶやいてましたね私も心の中で「うそつきだ…」と唱えてました。ソワレまでに止んでよかったー。


さてキャスト感想。

チャド:坂本昌行
腰をかっくん・かっくんさせるだけで、ばった・ばったと周囲の女子が気絶しちゃうというイイ男だったのに、後半自身が恋に落ちるとどんどんアホな子(ホメてるんです)になっていくという役でしたねえ。
いやあ、いい声でしてましたよー。
ナタリーの耳元で歌う『夢の渚』がねえ、美低音で「むずむずと~♪」って歌いだしなんだけど、なんでだろ。どっかいやらしい(笑)よく花影さん笑い出さずにやってるなあと(そりゃ笑ったらプロじゃないけど)感心。もうあのシーンに差し掛かると、私はハンドタオルで口おおってました。いやあ、あぶなかった。
今回歌詞が死語満載なんですが、うまいことこなしてたあってのが印象的。
『バーニング・ラブ』のド頭「限界だぜ!!!」なんて最高でした(笑)
今回のミュージカルナンバーで私が好きだなあって思うのはなぜかソロパートより誰かとデュエットで歌ってるナンバーでした。ジムとチャドとかデニスとチャドとか。合わさるとますますいい声だなあ…、って聞き惚れておりました(笑)

ただねえ、痩せすぎ
チャドにエドがナタリーだということを気付いて欲しいデニスが「海に泳ぎに行こう!」と突然提案し、それにチャドが乗り、シャツを脱ぐんですが(絶対サービスショットな気がする)、上から骨数えれるんだもーん…。本当に舞台作るのって大変。
OZは最後死んじゃうので痩せちゃってもそこまで気にならなかったんですけど、今回はちょっと気になってしまいました。が、がんばって…。

ナタリー(エド):花影アリス
たいくつな町で毎日過ごしているところにチャドが現れ一目ぼれし、近づきたい一心で男装してまで頑張って、最後は夢も恋も手に入れちゃう女の子。
日本版は主役はチャドとなってますが、もしかしたら元はナタリーが主役だったんじゃない?って思ったのが正直なところ。
その方が合点がいくんですもん
ナタリーの『LOVE ME TENDER』はどこいった?<サントラより
私は強い女の子大好きなので、このナタリーも好きでした。
花影さん、ほっそい、ほっそい。華奢~~~。
少し前に初めて宝塚歌劇を観て、『かくあるべき』ってのを目の当たりにした手前、大変だったろうな~~っと感心してました。感心通り越して感動してたかも。
それくらい頑張ってらした。チャドに恋して、まず女の子の格好をしようとロレインからピンクのドレスを借りてウキウキでシルビアのお店を駆けてくんですが、多分娘役さんのクセでキチンとドレスの裾広げて、すすすすーと駆けてくのが可愛らしかったです。
そしてナタリーからエドに変身する為に舞台上でそのドレスを脱いじゃう所でドッキリした(笑)見えるワケじゃないけど、ドキドキしたさ!だって若いお嬢さんが、ねえ!<私がおかしいだけです…。
エドに扮装して、閉鎖中の夜の遊園地でチャドにナタリーへの口説き方をレクチャーされている時のナタリーの心情を歌ったナンバー『ア・リトル・レスカンヴァセーション』は最高でしたね。細くて小さいナタリーがチャドを吹き飛ばす勢いで迫りまくるんですよ。そしてビビりまくるチャド(笑)いや、可愛かったよ、二人ともが。
最初、女役をエド、男役をチャドでやって、その後交替しようとエドが言うんんですが、その時チャドに向かって「今度はお前が“娘役”な!」って言うのが、私の中でこっそりツボ。「女役」じゃなくて「娘役」ってのが宝塚現役娘役の方が言ってるミソだったんですけど。くだらないな、私…orz

デニス:岡田浩暉
ずっとナタリーに片想いし続けているのに中々想いが伝えられず、そのうちチャドが現れて最初チャドの相棒に抜擢されるも、ナタリーの男装してまで近づきたい気持ちを汲み取ってその相棒の座を彼女に渡しちゃう優しい、本当に優しい男の子でした。
いやまあ、途中『いとしいベイベー♪』ってビヨン・ビヨン飛んで踊ってたら、通りすがりの女子にえづかれてたりしてたけど(大笑)「個性的な顔(byサンドラ)」してるからねえ…。

もうこの人は『好きだよベイベー』の他にないですっ。

ヤラれた。ヤラれまくりです。
もうこんな面白いことできる人だとは…。
笑いのポイントをガンガン掻っ攫ってましたねえ。
とはいえ笑いっぱなしのデニス君じゃなくて、決めるところはきっちりキメてました。遊園地でナタリーの事を思って歌う『イット・ハーツ・ミー』は優しくて切なかったなあ。
ダンスもいつ見てもちゃんとデニス君で、少しおかしくて、単純なことだけどすごいなって思いました。もう思い出すだけでデニス君がビヨン。ビヨン頭の中で跳ねてるよ…

サンドラ:湖月わたる
移動美術館を管理しているゴージャス美女サンドラさん。見た目と裏腹に堅物なのかも。町中の女の子が色めくチャドに猛アタックしてるのに、全く相手にしないで、シェイクスピアの詩を引用したラブレターを持ってきたエド(本当はデニスが書いた手紙で、ナタリーに渡そうとしたのに、色々あって結局チャドからの手紙としてサンドラにエドが渡すことに。でもサンドラはそれをエドが書いたものと勘違いしてしまう)に一目ぼれ。一目ぼれはいいけど、今までの堅物からいきなりスッパーンと弾けて、この人もエドに迫りまくるんですね。地味な格好(でもゴージャスなんだけど)から一転、ピンクのフリフリのドレス着てエドを探しにステージに登場すると拍手喝さいでした(笑)
湖月さん弾けてる人でしたねえ。
この人にも相当笑わされました。ラスト3回を見たにもかかわらず、回追うごとにはっちゃけていくんですもん。多分東京初日と全然違うんだろうなと。頭の良い人なんだろうなあ、湖月さんて。立ち姿もすごくきれいで眼福でした。また舞台見たい人です。


他の皆さんも本当に芸達者でナイスキャラクターでしたねえ。
『ハートブレイクホテル』の尾藤ジムのソロは好きでした。切ないというか、哀愁というか。失礼ながら『あしたのジョー』の声しか知らないから、あんな優しい声してるって知らなかったし。娘さんも負けず劣らずの大迫力の声量でそれにも驚かせられました。最後カーテンコールで手をつないで最初にはけていくのが可愛くてほのぼのしたなあ。私は毎回そこで拍手喝さいでした。いい親子関係なんだろうなあって。尾藤さん、お父さんの顔で娘について行く姿が微笑ましかったです。諏訪シルビアも凄かった!カーテンコールでも歌った『ゼアズオールウェイズミー』は圧巻。原田ディーンの「もう踊れるんだぁあああ!!」の宣言のあとの地蔵のように踊れてない様はナイスダンシングだった。伊東マチルダはやっぱり『悲しい悪魔』でしょう!赤い悪魔チャドとの対決ですよ(この時のチャドのヒドいこと…。見た人にしか分からないあの姿。見れて良かった。あんな坂本さん一生見れない…)。この人のポジションも出てくる度に笑いのツボだったような(笑)アール保安官の青山さんは一言発するたびにめちゃくちゃいい声。多分私、劇団四季で青山さんを見たことある気がするんですよね…。『オペラ座の怪人』かなあ。カーテンコールとか本当に楽しそうにしてる姿見て、もっともっと舞台で現役でお姿見たいと思いました。アンサンブル一人一人も力ある人たちで、見ていてひとっつも杞憂なく見れるって素晴らしい~。『ハートブレイクホテル』も『好きにならずにいられない』も『恋にしびれて』も少数精鋭なメンツなんだろうけど大迫力でテンション上がったなあ。ダンスはペアダンスの時、リフトが多くて大変そうだなあって女性陣はその上チャドが越し振るたびに床にバターン!と失神しなきゃいけないし(笑)皆様お疲れ様でした。




人を変えない恋なんて恋じゃない!

って声を大にして言いたくなるような舞台でした。
最後ナタリーがバイク運転でケツにチャドってあたりで本当にそう思いました。
あのチャドが女の子の後ろに乗っかるなんて!
でもちょっと「チャドってナタリーじゃなくて、“エド”が好きなんじゃ…」って最後まで思ったけど(爆)!
やーほんと楽しかったです。
キャスト。スタッフの皆様、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
また是非!



そだ。
この舞台、開演5分前のチャイムが『LOVE ME TENDER』の
オルゴールVer(もしかしたらオケでキーボードさんが
弾いてるのかもしれない)で、そんなとこも凝ってるんだなあって感心。
緞帳もサントラのイラストと一緒で可愛かったです。
アレのストラップあったら買ってたなあ。
惜しいわー。


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