いのうえ歌舞伎☆號『IZO』

大阪行って来ました!

IZO



観る前、色々思ってたことがあったんですが、
もうもうもう鳥肌モノの舞台でした。
いい話だったなあ。
いい役者さん達だったなあ。
こんだけテンションの上がった舞台、久しぶり。


感想はまた後日。

とりあえず、寝かして(爆)






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やっぱり役者・森田剛は格別だ!


と思い知った今回の舞台。
本当に観れて良かった。





超大味ですが簡単な感想をば。



「読んでやってもいいよ~ん」って心の広い方いらしたら
覗いてやってくださいませ。





いのうえ歌舞伎☆號『IZO』

2008.2.16

シアターBRAVA!










お話内容は幕末『人斬り以蔵』と恐れられた岡田以蔵の半生を
ドラマティックに描いたもの。
ある程度史実に基づいて話しが流れていくので
“以蔵の生き様を傍観する”という感覚でした。


天に飼われ
天に捨てられ
天に裁かれた犬
その名は以蔵
人斬り以蔵


安政元年(1854年)
厳しい厳しい身分制度で虐げられた日々の中土佐の足軽岡田以蔵は(森田剛)郷士・武市半平太(田辺誠一)に出会い、心酔していく。やがて以蔵は土佐勤皇党の一員として武市の意のままに要人暗殺を繰り返し、“人斬り以蔵”の異名を馳せることとなる。だが時代は急速な変化を遂げ、尊皇攘夷の時代は終息を向かえ、以蔵は…。

と、まあ大雑把にはこんな感じで。


舞台だというのに場面転換の多さにまず驚き。
観る前に雑誌等でいのうえさんと青木さんがあちこちのインタビューでお話されてましたが、本当に映像の世界並に場面がポンポン変わっていきます。

でもちょっと気になったのは映像の多さと拍子木の音がちとちゃちさ(苦笑)
映像、説明文のとこは有効な手段だと思うんですけど、なんとなくもうちょっと体現できなかったかなあ…と感じたとこもあったのが正直なところ。自分の好みとして、舞台は体一本で勝負!ってのが好きなもんですから(苦笑)映像ってとても便利だけど裏返せば安易な手段だなと思ってるので、想像好きとしてはそこが勿体無いかもなあ、と。でもまあ、その映像中の舞台転換やらの準備に裏は追われてるだろうから、それだけの時間はどうしても必要だったのかもしれないですが。拍子木はね(苦笑)どうしても年二回ホンモノ聞いてるのでどうしようもないですね。生音は本当に鳴ると、その音に心臓打ち抜かれるくらいの力あるもので。

って思ったものの。

いいんです、そんなこと!

そんな小さなこと打ち消すだけの出来の良さがありました。
何がすごいって、3時間半越えの芝居を飽きさせずに見せる力に感服。
舞台って休憩挟むじゃないですか。集中力が一旦途絶えるわけですよ。
でも二幕の幕開いた瞬間に、休憩前の集中力に一気に引き戻す面白さがありました。



簡単ですがキャスト感想。


岡田以蔵:森田剛
武市半平太に心酔し、自分の全てを武市に捧げ、最期の最期に全てを悟って死んでいった以蔵。“犬”だの“人”だの“天”だのに縛られず、手を伸ばせば届くところに幸せがあったのに…。
森田さん、橋本じゅんさんのブログに書かれていた“全身全霊”という言葉がぴったりな熱演ぶりでした。本気で血でも吐くんじゃないかなと思った(大マジ)前回より今回の方が断然私の見たい森田さんの役者姿ってのもあって、なんかもう今回は「すごいわ、森田さんて…」と腑抜けにされました。終った後も、なんかフワフワしちゃって、夜全然眠れなかったくらい。あの華奢な体に(出てる役者イチ痩せてんじゃないかって思った。何?あの足の細さは。そこがまた悲壮感が一層強まるんだなー)どれだけのエネルギーがつまってるんだろう。本当に参りました。

どこをとっても良いと思ってるので「ココ一番!」っていう場面を選ぶのは難しいんだけど、あえて言うなら石部宿の場面とやはりマンサクの花びら降りしきるラストでしょうか。

一幕最後の石部宿の大立ち回り。
役者も演出も力を使い切って魅せるシーンは圧巻でしたねえ!
『天誅』という言葉の元、人を斬り出した頃は無駄な太刀振りまわしてるとこあったのが、もうここでは“切り捨てる”という言葉ぴったりに無駄なく一発で仕留めていく以蔵が凄かった。舞台がまわって、べっとりと血飛沫がかかった横っ面見えた時には鳥肌が立ちました。「オレに斬らせえ!」と叫びながら斬りまくっていくんですが、人を斬れば斬るほど焦燥感にかられてるのがビンビン伝わってくるのが良かったです。

もうひとつはマンサクの花びらが降り積もる最後の打ち首前のラストシーン。
私にはなんだかおミツちゃんが以蔵を優しく迎えに来てくれたように思え感動ひとしお。悲しいし切ないんだけど色々な澱みが浄化していく感じがして。ここは本当にぐっときた。

とにかく刹那の人で。
武市の傍にいたいだけ。だから自分の憧れるポジションにいる者に激しく嫉妬し、捨てられそうになるとプライドゼロですがりまくって。
これが武市ではなく、竜馬だったり、寅之助だったり、なによりおミツちゃんだったら、まったく違う幸せな人生が待ってたんだろうなあ、と。、時代の波にのまれ、海にたどり着けなかった以蔵が本当に切なかったです。


舞台から離れて面白かったことといえば、カーテンコールで、座長森田さんはセンターなんですが、三方礼の時半歩くらいしか前に出てない森田さんを隣にいる西岡さんが「もちっと前出ろ」と、ぐいっと押されて前に出されてました。なのに森田さん、礼する時やっぱり半歩下がっちゃってて、それがえらく可愛かったです。あと夜公演の時はカーテンコール終えてハケて行くとき、『バイバーイ!』とブンブンッと手を振ったのには思わずつられてしまった!私はそういうことあまり無い人間なので、つられて振り返した自分にびっくり(笑)それくらい剛くんに魅せられた舞台だったんだろうなあと。やっぱり森田さんて神様ツいてる気がするわあ。


そういえば、以蔵は享年28歳。
森田さんの28歳最後の日が千秋楽なんて運命を感じてしまうなあ。


ミツ:戸田恵梨香
なんか、とても自然なのですよ。素直というか。
可愛くて、強くて、健気で、本当にマンサク色の黄色いお着物が似合ってて、以蔵にとって唯一の“光”な子。気付くの遅かったけど…。
以蔵とおミツの場面といったらやっぱり、あのおままごとのような祝言の本当に一瞬の幸せのシーン。もうね、あんな切ない場面見せないでよぉおおお!と脚本青木さん見つけたらガッシガッシと揺すりたい気分でした。でもあのシーン大好きぃいいい!おミツの着物がまた白なのがいいんですよね。花嫁さんの白。以蔵はボロボロだけど…。
以蔵の何もかもを分かってくれて、「わしと一緒に歳とってくれんか」と身を切られそうな告白も切なかったです。いつも以蔵のことを気に掛けてて、基本冷静な子なんだけど、お見合い相手との初デートから帰ってきた時のやさぐれっぷりと、下横目にだったかなあ、ガンたれる姿がちょっとした息抜きになって良かったです。
本当に共演、戸田さんで良かった!!


他の皆様も良かったな~。
一人一人があの舞台の時間の中で生きてるというか、とてもバランスがよかったように思いました。中でも良いなあと思ったのは坂本竜馬役の池鉄さんと吉虎主人寅之助の木場勝巳さんが印象的。
竜馬が勝海舟の護衛をお願いしたいと以蔵に依頼してくるけど、以蔵は武市の言うこと以外を聞くのには信用している竜馬の言うことととはいえ迷いがある。竜馬は時代の先を読み、もう武市のこと(というか尊王攘夷のこと)は切り捨てているが幼馴染の以蔵は気に掛けていて、あまりに武市に盲目になっている以蔵をひとりで立たせたい。でも迷い続ける以蔵に後にも先にも一度だけ実力行使(日本の象徴刀と米国の象徴ピストルで戦おうとする)で分からせようとする。あのシーンがとても良かった。以蔵が一番理解できる方法なんだろうなと。よくよく思い出せば竜馬っていつも以蔵の分かりやすい方法でお話してくれるんですよねえ。かっこよかった。寅之助も素敵な人でした。名付け親というのもあり、おミツちゃんの事を本当の娘のように大切で、だからかついでに以蔵のことも気に掛けてるんだけど、もうどうにも引けないとこまで来てることも察知していて。「侍っていうのはしんどいな。上に仕えることしかでけへん」みたいな言葉が重かったです。確かに寅之助さんは商人として独立できている人ですから誰かに縛られることない立場なんですよね。すごく納得した言葉でした。


感想書いててしみじみ思うけど、一心不乱に大暴走する以蔵だけど、まわりには救いの手が差し伸べられていたんですよね。四面楚歌じゃなかった。ただ武市以外を受け入れるキャパがなかっただけで。やっぱり切ないなあ。でもどっか最後スコンと落ち着くんですよ。本当に良いお話でした。


染高麗の『朧の森』みたいにゲキシネになってくれるといいなあ。
ちょっと生で観るよか迫力かけるかもだけど。
(でもシネマ歌舞伎は出来が良いから大丈夫かな?)
色々な人に見てもらいたい。
そのためにはゲキシネ化を!!!
心底そう思う舞台でした。


舞台でも映像でもなんでもいいから、役者の森田さんがもっと見たい。
今ものすごくそんな気分です。
また次回楽しみにしています。

ホントにホントにお疲れ様でした。





翌日は京都に友人に会いに行ってきました。
三年ぶりだと思ってたら、どうも二年ぶりだったようで。
娘っ子が二人いるんですが、前回行った時は三歳の七五三を
どうやるかって時期で、今回行ったら今年五歳の七五三を
どうやるかって話をしておりました。
それにしても同級生に五歳になる子供がいるって。
…大丈夫なのか、私。
ま、いいや。うん…。

彼女は去年急激にドップリ嵐の大ちゃんにハマっていて
その話を始終していたんですが、面白かったのは
本当に『隣の芝生』だって思わされまして。
私は『嵐の宿題くん』(てかその前の『Gの嵐』とか)が
大好きで「Vでもあの手のぐだぐだした感じでVが見たいわあ」と
よくブチブチ言ってるんですが、彼女的にはガコイコ見ると
「嵐にああいうしっかりバラエティ仕切りってできんのかな?」って
心配になるんだそうです。なんか堂に入ってるなあって感心してる、と。
そうか?そうなのか?ファンの目からハズれて見てみると。
ファン心って複雑なもんですな…。
こんな話をお昼12時からお暇する夕方五時まで
うだうだと話続けておりました。

二年ぶりに会ったのに!
他に大事な話はないのんかー!

まあ、また行けばいいってことで。
楽しい二日間でした。




さーあ、次はいよいよ『プロデューサーズ』です!
楽しみ!


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Comment

ほのほの | URL | 2008.02.17 22:08
このたびはご一緒できて楽しかったよーー!
おいしいお酒飲めました(感涙)
本当に凄い舞台でしたね
私はレポは出来ないのでぴよちゃん任せた!!
よろしくねーー(自分勝手:笑)

京都レポも是非やってやってーー!
ぴよぴよ | URL | 2008.02.18 21:51 | Edit
ほのほのさん
こちらこそ本当に大変お世話になりました!
いい舞台でしたよね~i-178
このお話、大好きです!
ん?レポ!?
いやなんか今回は胸いっぱいでとっちらかってて
まとまらない感じが…i-229
ぷろでゅーさんズまでには格好つけたいですi-239
京都はねえ。友人宅で友人の娘ちゃん達あやしながら
5時間『嵐とV6の良いとこを褒めよう大会』でした。
こっちこそ纏まんないです(笑)
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藤井フミヤさんとV6をビタミンにして日々楽しくすごしています。

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