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THE BOY FROM OZ

『THE BOY FROM OZ』再々演、観てきました。

初演も良かったわけですが、再演はとにかく演者全員のエネルギーが大爆発してて
ド肝を抜かれるような出来に進化していたのが、再々演はそれが
まぁるく、暖かく、深くなった感じ。
ピーターアレンの自伝をピーターの楽曲で紹介していくっていうストーリーなわけですが、
それ以上に様々な愛情の物語なんですよね。
波乱万丈の人生だし、最後死んじゃうしヘビィっちゃヘビィだけど、
終わった時あんまりそういうイメージが残らない。
「ああ、ピーターアレンて短かったけど、幸せな人生だったんだろうなあ」、と
見てる自分も幸せな気持ちが残るというか。
不思議な気分でした。




一日経ったんですが、そんな幸せを引きずっているので
もうOZのナンバー以外の音が雑音に聴こえるしまつです。
もー今日一日、仕事はするけど、書類と向き合ってたい。
『今、私に話かけないでぇえええ』って気分でした。


ま、おかげで何度社内メモ、渡し忘れたか。
(ダメ社会人)



細かい感想はまた後日。

本当に最高のカンパニーの舞台だわ!!




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簡単に感想をば。
でもムダに長いです…。
記憶違いも大有りだと思います。
でも、もう纏まんないので、とりあえず…。






『THE BOY FROM OZ』


2008.10.25(マチネ/ソワレ)
2008.10.26(千秋楽)

シアターBRAVA!


08年OZ

とにかく幸せな世界でした。
凄いですよ、日本版OZカンパニーの作る世界って。
いやあ、観れて幸せ。



印象に残った場面など。



再々演でもまだちょくちょく変えてきたような気がします。
ピーター独唱にコーラスがついたり、譜割りが変わったり。
セリフも少し変わってたような。
『ニューヨーク・セレナーデ』で、指をパチンて鳴らすとこ。
前は顔見合わせて「「SHIT!!」」って言ってた気がする。
そのセリフが省かれて、二人で笑い出しちゃってました。
今回の方が自然で良かったですが。

今回ライザとピーター、グレッグとピーターの関係が再演以上に良くなってて。
ほんと何やってても自然なんですよね。だから前回以上に幸せな空気や切ない気持ちがリアルに伝わってくる感じがしました。ピーターとのデュオも今回が一番ジーンときたなあ。どれもすごくきれいなハーモニーでした。


そうそう。
毎回楽しみにしているピーターとライザの仲直りアドリブシーン。
日に日に「どう収拾するのさ」という状況になっていきました(笑)
ライザも「ピーター…。どうしたいの?」と聞いて、
ピーターも「僕もどうしたらいいかわからない」って返して(笑)
25日マチネが面白かったかな。
客席に背をむけて、ライザの前のテーブルにライザを客席から見えないくらい正面から座ってみたら、机についてる腕をべしんとライザに払われて、そしたらピーター、テーブルの上にゴローンと仰向けでひっくり返っちゃって。「ピーター…。起きなさい」ってライザが言うんだけど、ピーターそのままライザに向かって手を広げてて。そしたらどうもピーターが何か顔にくっつけてたのに気付いたらしく「ピーター、なに付けてるの?」とライザ。それを優しく拭うとかじゃなく、指でつまんで取ろうとしたり、手でペシペシと払おうとするライザ。結局「…ほこり?」てことだったんですが。起き上がってからも、上を仰いでみたり、ぐりんと後ろをむいてみたりするピーター。なんでそんな行動を取ったのかまったくもって不明(笑)そのあとハグすることが本編に戻るきっかけになってるんですが、ライザもうお手上げって感じで困らされちゃってる姿がおかしくて(笑)そんな紫吹さんを見るのが坂本くんも本当に楽しそうで。この二人、役を離れても本当に中が良いんだろうなあって思いました。


2幕頭の客上げは千秋楽、秀逸でしたねー。
オケのピアノ奏者の方でした。ウエシバさんでしたっけ?
指揮もされてるからバンマスさんでもあられるんですよね。
さんざん観てるだろうに何故かピーターの背中に付くウエシバさん。
しかもその背中でピーターにだけ聴こえる声で「とうとうこの日がきたか…」とつぶやかれたようで、ピーター一人大笑い。その割には回しだしてみると、結構ヤル気(笑)もうピーター、楽しんじゃって。そして更にコーラスガールズ3人も付けようということに。またこの3人がナイスでしたねえ。今度はウエシバさんを先頭に縦並び(大笑)本当に楽しそうでした。ピーターも「俺も客席から見たいっ」と客席へ。4人頑張って回してらっしゃいました。いや、ナイス人選でしたねえ。お稽古時はスタッフやキャストたちから選んでたらしいから、こんな雰囲気だったのかもしれない。いや、ほんとこのカンパニーって仲良しで微笑ましい時間でした。そして終わったあと、鬼のように「早く戻って!!」と言われるウエシバさん。足場悪そうなオケのひな壇に猛ダッシュで戻ってくる姿は大笑いさせていただきました。ああ、楽しかったなーっ。


そういえば、ピアノ。
坂本ピーター、正直初演は指マネってのが分かるくらいだったのが、再演で「本当に弾いてるっぽく見える」になって、再々演は「本当に弾いている人」でした。あれ、音だしても大丈夫な気がする。いつかどこかで見る機会ないかなー。

てか今回のオケのピアノ伴奏大変だったと思う。
特に後半、ピーターの感情が落ち着くまで、間を取るようになってたので弾き出しのタイミングが大変だったろうなって。確かにきっかけは分かるようにしてあるんだけど、あの間をはかるのは大変だったと思いました。ブラボー、ウエシバさん(感涙)


この舞台の大見せ場ひとつの『故郷と呼べるのはオーストラリアだけ』は今回ももちろん良かったです。でも今回少しだけ押さえ気味にしたような気がしました。
これが少し落ち着いたおかげでその後の『旅立つ前に今一度』が一層際立つようになってたような気がします。前は『故郷と~』→『泣かないで』→『旅立つ前に今一度』とヘビィなナンバーが3連チャンで続いて、強烈すぎて、最後の『世界はリオ』はクタクタになってあまり記憶がない状態だったんですが、それが今回は最後の『リオ』まで楽しむことができましたね(苦笑)それにしても青劇のセリがBRAVA!に無いのは残念だわ。狭いのは嬉しいんですけどね。


『旅立つ前に今一度』が大変なことになってましたねえ。
坂本ピーター、全身全霊かけて歌ってるんです。
歌い終わったあと、もうまっすぐ立ってられないくらいで、足元がふらついてて、「ぶっ倒れるんじゃないか」って本気で少し心配したくらい。ほんとただただ拍手することしか出来なくなるくらい圧巻でした。あれはねえ。凄かった。もうほんとそれだけです。実際この舞台を見た人しか分からないと思う。
感服しました。
前回毎度ショーストップとなっていたこのナンバー。歌い終わったあと、照明を絞るから、自然と拍手が収まるようになってました。うまいこと考えたなあ。



キャスト感想など。


紫吹ライザはほんとステキな女性になってました。
今回が一番印象的。
ピーターと出会う時はちゃんと少女ぽくて、
別れる時はとても魅力的な女性に成長していて。
てか、紫吹さん自身が初演、再演、再々演と回を重ねるにつれ
どんどん素敵な女優さんになられていくんですよね。
初演だっけ?『演技者。』でOZ特集があって、その時見た紫吹さんの
インタビューでのお話の仕方とかがとても品があって好印象だったんだけど
断然今の方が素敵。
ライザといえば『音楽が大好き』がインパクト強く残るけど
(アンサンブルの気合がすさまじいし)
今回は『愛があるうちに』が私の中で一番心に響きました。
なかなか現実を見ることに抵抗するピーターと、愛してるけど諦めたライザ。
すっごく切なかった。すごい良かったです。

リトルピーターがさすがに変わってましたね。
いやもう、ほんとちっこい子で。
再演は初演の子で乗り切ったのでほんっとーに「リトル!」って
感じになって、もう可愛らしいのなんのって!!!
もう何やってても可愛い。
あのがむしゃらにタップ踏んでる姿はまいりました(笑)

ヤングピーターは恐ろしいほどタップが上手にまた成長されてました。
なんだかもう、めちゃめちゃ上手。
がこーんとアゴがはずれる気分でした。
出てくるたびに「怖いわあ、この子!」って心の中で叫んでた(笑)
あの坂本ピーターとヤングピーターがタップ踏むところ!
何度見ても見飽きないっ。素晴らしかったですねえ。

グレッグ役のIZAMくんも紫吹さん同様、今回とてもナチュラルになられてて良かったです。坂本ピーターと自然に恋人同士に見えました。コパカパーナのライブ明けの「ヘイ、ハニー!!」ってシーン良かったですねえ。幸せ絶頂期で、ほんとに二人とも幸せそうで。その後の展開を思い出すと本当に切ないんですけどね(涙)

アンサンブルも少し入れ替えがあったようですが、変わらずパワフルで仲良しのようで見ていて楽しかったです。クリス役の松原さん、とても演技が自然になってました。演技のシーンだけだと前回まではやっぱり坂本くんの方が前に出てたけど、今回はちゃんと同等に相棒に見えましたねえ。良かったです。あと『ラブクレイジー』でMC役の中村さん。MCだから舞台脇にいるんだけど、細かく“遊んで”らっしゃった気がする。ちょうど目の前で見る席だったんですが、もうおかしくて、おかしくて。ほとんどの人はピーターやダンサーさんに釘付けだったと思うけど、なんか一度気になりだしたらどうしても目がそっちにいっちゃうんですけど!あの髪、撫でつけてるとかもう笑えてねー。いやもう楽しかったです(笑)
あ、そだ。例のマラカス貯金、あれはどうなったんだろうなあ。
またピーターが再々々演を願ってお持ち帰りしたかなあ。

鳳さんのジュディや今さんのマリオンママ、団さんのディーは相変わらずの貫禄で。
安定感があって素敵でした。

そして、坂本ピーター。
本当にね、見事に立派な座長さんで。
もう、本当に歌が素敵で。感情に溢れてるんですよね。
優しいし、切ないし、艶っぽいし、はじけてるし。
あのミュージカルの時の坂本くんの歌声に揺さぶられるんだよなあ、私。
前回まではあまり印象に残ってはなかった『この俺の別の顔』が、今回はすうっと自分の中に入ってきて、ちょっと動揺したくらい(笑)いや、再々演にしてやっとこの歌の意味を理解できたからかもしれないんですけども。すみません、今更で…。
そして出来たらピーターアレンの原曲も聴いてみたいと心底思いました。
BW版サントラは持ってるけど、坂本くんの歌声の雰囲気はピーターアレンの方が似てるんじゃないかなあって思ったもので。なんか簡単なベストアルバムとかないかなあ…。

カーテンコールも本当に楽しかった。
25日ソワレの最後リトルピーターと二人でご挨拶も可愛かったんですが、(途中のカーテンコールでもヤングピーターに両手バンザイにされてブンブン振られてる姿も可愛くて転げまわりそうだった)千秋楽はやっぱり特別でしたねえ。
満場の拍手喝さいの中、アンサンブルをバックに両腕を広げて

「ここに僕の自慢があります」

と、胸をはって言い切る坂本くんが本当にキラキラと生き生きとしてて眩しかったです。
そしてジュディ筆頭にライザやマリオンママがピーターの頬にキスしてもらって。
(坂本くんがまたそういうのが似合うんだなー)
ディーはご遠慮されたけど(笑)
(投げキスのみ)
グレッグはイヤがって突き飛ばしてたけど(大笑)
(でも結局無理矢理されてたな)

いやもう感無量でした。
千秋楽行けて、本当に良かった…っ。



舞台観てる間は泣いたりしなかったんですが、後からアンサンブルのみなさんのブログを読んで、気付けなかった解釈に「ああ、そういう気持ちでピーターと接していたんだなあ」と気付かされ、今も感動が蘇ってきてちょっと感傷的になってます。



いい舞台だなあ。
大阪千秋楽でちょうど60回目の公演なんですっけ。
100回目の公演日がくることを祈ってます。



じゃなかったら、形に残していただけないかなあと。
DVDとまではワガママ言わないっ。
せめてサントラが欲しいですー(涙)
再々演まで出来たごほうびください、フジテレビジョン。




最後に。
嬉しい記事を知ったもので。
日経トレンディより。

色眼鏡を捨て、心に響く人生譚を堪能せよ
三度目の公演!坂本昌行の良作ミュージカル
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